電力自由化により、様々な企業が電力事業に参入しています。毎月の必要経費である「電気料金」と「携帯電話料金」一緒にまとめたら安くなるのか気になりますよね。この記事では、電力会社を携帯電話会社に乗り換えたらどう変わるのか、メリット、デメリットは何かを解説します。
携帯電話会社の新電力は?
代表的なものとしては以下があります。それぞれの内容をみていきましょう。
①ドコモでんき
供給エリアは沖縄・離島を除く全国です。ドコモのスマホとセットで電気使用量に応じてポイント還元があります。AhamoユーザーもOKです。月々のポイント還元は、スマホのプランやdカードGOLDの加入者かどうかによって変わり、電気料金(税抜)の2~10%となっています。新規加入で2000Pの還元キャンペーン実施中。
②Auでんき
供給エリアは離島除く全国です。au、UQモバイル、povoユーザーのみが契約できます。毎月の電気料金(税抜)に応じて1~5%のPontaポイントの還元があります。都市ガスとのセット割もあるので、電気・ガス・スマホ代をまとめるプランを選択した場合、更にポイント還元があります。
③ソフトバンクでんき
供給エリアは北陸、九州以外です。「おうちでんき」では、ソフトバンクやワイモバイルのスマホやネット1回線につき最初の2年間は月々110円~220円程度の割引があります。都市ガスとのセット割では電気料金の割引を受けられます。注意点として解約時に事務手数料が550円発生します。
携帯電話会社の新電力を契約するメリット
電気料金の割引が受けられること、ポイント還元があることが挙げられます。例えば、ソフトバンクでんきの場合は、セット割で月々110~220円程度の割引があります。ポイントは、ドコモユーザーならdポイント、auユーザーならPontaポイントの還元があります。スマホとまとめて支払いができて、ポイントも一緒にためて使えるのは便利ですね。その他、ガスもまとめてトリプルセット割にした場合は、電気やガス代の割引や追加のポイント還元があります。
携帯電話会社の新電力を契約するデメリット
解約時に違約金が発生することがあります。こちらは大体~3000円程度です。ただ、携帯電話の解約料金と別であることが多いため、auでんきのように携帯と電気が必ずセットになる新電力の場合、携帯の解約時に二重で違約金が発生する恐れがあるため注意が必要です。